ターボソーミルと他の製材方法との比較
製材機にはさまざまな方式があり、日本では特にバンドソー(帯鋸)製材機が一般的に普及しています。さらに林業家の方にはチェンソーによる製材も行われています。
ここでは、ターボソーミルのスイングブレード製材機を含めた3つの製材方式について、特徴や違いを比較し、皆さまに合った選択肢を考えるヒントをご提供します。

スイングブレード・バンドソー・チェンソー製材の比較
| ターボソーミル スイングブレード | バンドソー | チェーンソー | |
|---|---|---|---|
| メンテナンス | 刃は5枚で、研磨を短時間で行える刃の交換は現場で対応可能ブレードは長期間使用可能 | 歯数が多く,研磨には技術や時間を要する傾向がある専用の研磨機器が必要になる場合がある定期的なブレード交換も必要 | 目立ての技術が必要チェーンの伸びや張りの管理も含め,一定のメンテナンスが必要 |
| ランニングコスト | 初期導入費用は一定水準消耗品が限定的でランニングコストを抑えられる構造 | 再研磨や消耗品のコストが生じやすい | 本体価格は比較的手ごろチェーンの交換や燃料消費などランニングコストを考慮する必要あり |
| 可搬性 | 分割構造で運搬でき車両での移動にも対応現場での組立も比較的簡単 | 可搬式もあるがレールや支柱など大型部材が多く、設置移動にはある程度の準備が必要 | 最も可搬性が高い林業の現場にそのまま持込できる |
| 操作性 | 水平・垂直の切断を切替えて操作操作に慣れれば短時間で正確な製材が可能機械に不慣れな方でも扱いやすい | 比較的シンプルな構造基本的な操作は学びやすい再調整や板厚管理などの細かな調整には慣れが必要 | 丸太の上で自由に動かせる作業者の技量に大きく依存しやすい安定した寸法を取るには経験が必要 |
| 安全性 | 刃が丸太の上を移動する構造のため, オペレーターが材料にアクセスしやすく安全性に配慮された構造 | 鋭利な長いブレードを扱うため、ブレード破断などのリスク管理が大切 | キックバックや振動による負担が大きく, 安全装備が必須 |
| 製材品の仕上がり | 厚く強固な丸鋸で、木材をまっすぐ安定して切断できる最終製品に近い形状まで加工可能 | 木材内部の応力によって反りが発生する場合がある切断後にエッジングが必要 | |
| 丸太の取り扱い | 一度丸太をセットすれば回転不要1回の搬入で効率よく製材できる片側がオープンでフォークリフトなどでの積込・取出が行いやすい | 丸太を回転させながら切る工程が必要大きな丸太では回転作業の負担が大きく、正確な調整には技量が必要 | 自由度は高い大径木の場合,位置決めや固定に工夫が必要 |
| おがくず | 比較的大きめの削りくず畜産敷料や家庭菜園のマルチ材として再利用しやすい | 細かい粉状のおがくずが多い雨天時などは泥状になりやすい | 比較的粗めの切りくず現場で飛散しやすいが用途によっては再利用可能 |
さらに詳しく知りたい方向けに、各項目ごとの特徴を解説します。
導入をご検討いただく際の参考になさってください。
シンプルで負担の少ない
スイングブレード
ターボソーミル スイングブレード
円盤のブレードに5枚の刃を取り付けています。製材機に標準装備のシャープナーで研磨し、作業時間も短いため、現場で手軽にメンテナンスできます。刃の交換はネジで固定するだけなので現地でも簡単に行えます。長期的にみても負担が少なく経済的です。
バンドソー
数百もの歯を持つ長いブレードのため、研磨に専用機器や技術を要する場合があり、調整にも時間がかかることがあります。
チェーンソー
目立ての技術が不可欠で、チェーンの張り具合など日常的な管理が求められます。

オールインワンで高いコストパフォーマンスを実現
ターボソーミル スイングブレード
本体、ブレード、シャープナーなど製材に必要な主要な装備が含まれており、導入しやすい価格を実現しています。
バンドソー
丸太を架台に載せるための油圧装置や、回転・位置合わせ・搬送などの補助機器が別途必要になります。さらに、縁を整えるためのエッジャーを導入しないと板材として完成させにくく、結果として多くの工程や人手が求められます。
ターボソーミルなら、同様の作業をまとめて一台で対応できるため、導入後の追加投資を抑えながら、効率的で負担の少ない製材作業を実現します。

どこでも高品質な製材を
ターボソーミル スイングブレード
分割可能で持ち運びしやすく、現場の場所を選びません。伐採後の山土場でも、安定して製材いただけます。
バンドソー
小型モデルであれば移動可能ですが、大型のものになると可搬性が低く、設置条件に左右されやすくなります。

最小限の工程で、迅速かつ正確な製材
ターボソーミル スイングブレード
操作はとてもシンプルです。
水平に丸太を切り進めた後、刃を90度回転させて垂直に切断し、製材機を戻すだけで、エッジの揃った板材を作ることができます。あらかじめ決めた製材寸法に合わせて順番に切り進めていくだけなので、無駄なく効率的で、基本的な操作であれば半日ほどで習得できます。
また、架台がなく、製材機周りは180度どこからでも出入りできる構造です。大径木のセッティングや重い梁などの取り出しも簡単で、すぐに次の作業に取り組めます。
バンドソー
丸太の4面を落としてから一枚板状に製材し、さらにそれらを再度切断して最終的な寸法に合わせる必要があります。板材の歩留まりを考慮しながらの再調整や再切断が必要になり、より複雑な工程が求められます。
また、刃の種類や張力、歯の角度など覚えるべき要素が多く、習得には時間がかかります。
ターボソーミルなら、こうした工程をシンプルにまとめることで、誰でもわかりやすく効率的な製材を実現できます。


作業者への負担を軽減
ターボソーミル スイングブレード
丸太の上を刃が移動しますが、切断の動線上に作業者が位置せず、安全に木材を切断できるよう配慮されています。現場での研磨や刃の交換も安全に行いやすいです。
バンドソー
長いブレードを扱うため、破断リスクや巻き込みに注意が必要です。
チェンソー
キックバックなど突発的な動きによる危険があり、防護具の装着と熟練した操作が求められます。

正確で後処理の少ない仕上がり
ターボソーミル スイングブレード
水平・垂直に切断を繰り返すことで寸法の揃った板材を安定して生産できます。さらに切断時の振れが少なく、反りや歪みの少ない精度の高い仕上がりが期待できます。特に大径木や硬い木材でも安定して材の矩(かね)が得られ、加工後の後処理も最小限で済みます。
バンドソー
比較的きれいな切削面を出せますが、刃の幅が細いため木材内部の応力で反りが出る場合があり、また切断後に板材の縁を整える作業(エッジング)が必要になることが多いです。
チェンソー
自由度が高く、大径木や特殊材にも対応できます。
しかし、チェーンの目立てや保持状態により仕上がりにムラが出やすく、表面の粗さも他の方式に比べて目立ちます。後工程での仕上げ作業や鉋がけが必要になる場合が多いです。

最小限の手間でスムーズな製材
ターボソーミル スイングブレード
丸太から直接板材を切り出すため、基本的に一度の取り扱いで済みます。丸太を回転させる必要がないので、作業の負担を大幅に軽減できます。
バンドソー
丸太の回転や都度の位置決め、さらに板材の縁を整える工程が必要になる場合が多く、その分の作業時間と人手がかかります。バンドソーで同等の生産性を確保するためには、油圧システムやエッジャーなどの追加設備が必要になることもあります。
ターボソーミルは、こうした取り扱いの煩雑さを解消し、より効率的でスムーズな製材を実現します。

再利用しやすいクリーンな副産物
ターボソーミル スイングブレード
比較的粗めでまとまりの良い削りくずを生み出します。この削りくずは、農場や庭での利用はもちろん、固形燃料の原料としても活用できる理想的な副産物です。さらに粉塵の発生が少ないため、粉塵の発生も比較的少ないのが特徴です。
バンドソー
非常に細かい粉状のおがくずが多く発生し、健康への影響も考慮して防塵マスクの着用が推奨されます。また、粉状のおがくずは雨天などで泥状になりやすく、再利用しにくいというデメリットがあります。
チェーンソー
比較的粗めの切りくずが発生します。スイングブレードよりもさらに大きめで散乱しやすく、現場に広がってしまうことが多いです。量が多くなると片付けの手間もかかりますが、粗いおがくずとしては畑や林業現場での地面敷き材などに再利用できる可能性もあります。
ターボソーミルなら、作業環境を清潔に保ちながら、再利用しやすい副産物を得られるので、より実用的で快適な製材体験を実現します。


山の価値を最大化する

ターボソーミルの製材機は
運搬可能な機体と、刃を往復させて製品を生み出す操作方法で、革新的な製材を体験できます。
時間・費用を大幅に削減し、あらゆる山林の可能性を引き出すサポートをします。
